歯が黄ばんでいるから、もう白くできないと思っていませんか?実は、黄ばみが気になる歯でも、白くする方法はあります。ここでは、生まれつき歯が黄ばんでいる原因と、その改善方法を紹介します。
歯が生まれつき黄ばんでいる原因は?
エナメル質の問題(エナメル質形成不全)
生まれつき歯が黄ばんでいる主な原因は「エナメル質形成不全」です。エナメル質は歯の表面を守る硬い層ですが、これが正常に作られないと、内部の黄色い象牙質が透けて見えたり、エナメル質自体が薄くなったりして黄色く見えることがあります。この問題は、妊娠中に母親が病気や体調不良にかかることで、赤ちゃんの歯に影響を与えることがあります。
・高熱を伴う病気
・ホルモンや代謝に異常がある
・栄養不足やビタミンが足りない
・梅毒などの感染症
「ハッチンソン歯」と呼ばれる、梅毒によって歯が変形し、黄ばみが強くなる場合もあります。また、遺伝によるエナメル質の形成不全もあり、この場合は「遺伝性エナメル質形成不全症」と呼ばれ、エナメル質が正常に作られないため歯が黄ばんでしまいます。
テトラサイクリンによる歯の変色
生まれつきの歯の黄ばみのもう一つの原因は「テトラサイクリン」という薬の服用です。特に妊娠中や生後11ヶ月以内に服用すると、乳歯に黄ばみが現れることがあります。テトラサイクリンは黄色を帯びた薬で、歯のカルシウムと結びつくことで黄ばみが生じます。また、紫外線が当たることで、歯の黄ばみが進行することがあります。
ホワイトニングで生まれつきの歯の黄ばみは良くなる?
これまで、生まれつき歯が黄ばんでしまう原因について説明しました。その中には、赤ちゃんのころの生活習慣や体調による影響が関係している場合もありますが、どちらにしても過去の原因を今すぐ取り除くことはできません。ですので、今の歯の黄ばみをどう改善するかを考えることが大切です。
ホワイトニングで改善できることもある
生まれつきの歯の黄ばみは、食べ物やタバコによる着色とは異なり、ホワイトニングで完全に白くするのは難しい場合があります。ただし、歯科医院のオフィスホワイトニングと自宅でできるホームホワイトニングを組み合わせることで、黄ばみを軽減することは可能です。効果には個人差があり、特に遺伝による黄ばみは改善が難しいことがあります。
歯の黄ばみを予防するには
生まれつきの黄ばみが改善できなくても、日常生活で歯の黄ばみを進行させないように予防することは可能です。以下の方法で予防しましょう。
食後に歯を磨く
食後にすぐ歯を磨くことで、食べ物や飲み物の色素が歯に染み込むのを防げます。
色素が強い飲み物や食べ物を避ける
コーヒーや紅茶、赤ワインなど色素の強い飲食物を避け、飲んだ後や食べた後は早めに歯を磨きましょう。
タバコを控える
喫煙は歯を黄ばませる原因の一つです。禁煙することで黄ばみの進行を防げます。
定期的に歯科検診を受ける
歯科で定期的にクリーニングを受けることで、歯の汚れや色素を取り除き、黄ばみを防げます。
天神駅でホワイトニング治療をお考えなら【福岡大名ガーデンシティ歯科】へ
以上、生まれつき歯が黄ばんでいる原因と、その改善方法を解説しました。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせて、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングをご提供しています。忙しい方には短期間で効果を実感できるオフィスホワイトニング、時間をかけて自分のペースで進めたい方にはホームホワイトニングをおすすめしています。
どちらの方法が最適か、ご希望に合わせてご提案させていただきますので、天神駅でホワイトニング治療をお考えなら【福岡大名ガーデンシティ歯科】へご相談下さい。
土日は15時まで診療しております。